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長寿薬メトホルミンに大腸腫瘍の予防方法として効果があると研究報告

アンチエイジング

去年末にFDA(アメリカ食品医薬品局)が初めて臨床試験の認可をしたことで、不老長寿の薬実現か?と話題になったメトホルミン。

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メトホルミンはビグアナイド系糖尿病薬で、スルホニル尿素薬(SU剤)のようなインスリン分泌促進薬と違い、細胞自体のインスリンが効きにくくなっている状態(インスリン抵抗性という)を改善させる作用があります。

以前から、メトホルミンを使っている患者は癌になりにくいことや、寿命が長いことが観察的研究で示されてきました。

癌については前立腺がんや

メトホルミンの可能性 がんの死亡リスクを低減|ニュース|糖尿病ネットワーク
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肝がん、結腸がん、肺がんに関して、抑制効果があるのではないかと言われていました。

糖尿病薬ががんの再発を予防する?
がんと糖尿病―。これまで別の疾患として治療されてきたが、双方の疾患を合併する患者が増加した現在、双方の疾患に同時に対応しなければならないケースも増えてきた。5月の日本糖尿病学会では「糖尿病と癌」のセッションが開催された。同様のプログラムが今年秋の日本癌学会でも企画されている。一方

それらはあくまで糖尿病患者において認められた結果でした。

メトホルミンの抗癌作用の機序についてははっきりと分かっておらず、一つの可能性として、高インスリン血症ががんの増殖を促進する作用があるので、それを抑えることでメトホルミンは抗癌作用を示すのではないかと言われていました。

しかし今回は糖尿病患者ではない患者への投薬により、大腸ポリープの予防作用が認められたのです。

http://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/res/nakajima_20160302.html

高インスリンではない患者への使用で抗癌作用が認められたことで、今まで経験的に癌を抑制するのではないかと思われていたに過ぎなかったメトホルミンが、正式に抗癌剤として研究対象になっていくのではないかと期待されています。

安全性が高く、安価なこの薬、早く長寿薬や抗癌剤として認められて臨床応用されればいいですね。

僕はすでに飲み始めていますが、確かに疲れをあまり感じなくなった気がします。メトホルミンのおかげかはわかりませんが、最近、朝は目覚ましが鳴ったら瞬時に起きることができ、頭がボーッとしていることもなくなりました。

ネットを見ているとダイエット目的で服用している人もいるようですが、僕はその点では効果を感じてはいません。

夢のような薬のメトホルミン。これからも続報に目が離せません。

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