僕の世代は、TVゲームの夜明けとともに生きています。
中学の時、ただのでっかいドッドに過ぎないボールを、ドッド4つ分くらいのただの棒で打ち合うテニスゲームに、1回100円で夢中で遊んでいました。
高校の時には、インベーダーゲームの出現に日本全国が熱狂して、どこの喫茶店へ行ってもインベーダーゲームがテーブル代わりになっているほどでした。
コーヒーを飲むのに、筐体に膝が当たって邪魔だったのがなつかしい。
大学時代にファミコンが登場して、友人の下宿で腹を抱えて笑いながらスーパーマリオブラザーズを遊んだのが昨日のことのようです。
結婚してからも、家にゲームがあるのが当たり前で、生活に余裕もないのに歴代のゲーム機を持っていました。
スーパーファミコン、プレイステーション、メガドライブ、セガサターン、ゲームキューブ、プレイステーション2、wii、プレイステーション3、プレイステーション4。
そんな中でも初期の頃に買ったセガのゲームには面白いものが多かったです。
その中でも3Dゲームのはしりのようなゲームで「スペースハリアー」というのがありました。あのスピード感は驚きでした。でも、3Dゲーム酔いする僕でも平気でしたから、今の子らからしたら、たるくて退屈でしょう。
こんなゲームでした。人が浮遊して疾走する感じが気持ちよかったんです。
その後、人がこんな感じで飛んで行くゲームって、ほとんど無いんじゃないかな。
ずっと、記憶の彼方に消えていた、このゲーム。
ある動画で一気に蘇ってきました。
なんとこの「スペースハリアー」を実現するようなアクティビティが発表されました。
その名も”フライボード・エア(Flyboard Air)”。
近年、マリンスポーツで話題になった、水を噴射して空中を自在に飛ぶフライボードを発明したフランキー・ザパタ氏が、今度は水を使わずに空をとべるフライボードを発明しました。
その様子がこれ。
飛んでる姿が、もうスペースハリアーそのもの。
水を吸い上げるホースがいらないので、どこへでも自由に飛んでいけます。
時速は150km/h、高度3000mまで上昇可能。飛行時間10分。
まんま、スペースハリアーと同じことができる~
すごいでしょ。こんなことが実現するまで自分が生きていたことに驚きです。
こんなのSF映画の世界でしか実現しないと思ってました。
後は、体むき出しで落ちたらアウトだから安全面の問題をどうクリアするかですね。
でも、こんなことを可能にしてしまうんだから、そんなハードルもクリアしてしまうでしょう。
改めて人間はすごいなと思います。
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