昨年秋にHuluでシーズン6が配信された時は夢中で全編イッキ見をしてしまいました。
メチャ面白かったのは良かったのですが、その後のロスがたまりません。シーズン7が待ち遠しくて仕方がありませんね。
まだ完結していないのにロス状態になるなんて、そんなドラマはなかなかないです。
また、最初から見直すのもいいのですが、すでにシーズン6とかなりの長編作品になっています。何周もするのは骨が折れますし、シーズン7がいつ見られるかもわかりませんから、最終的に何回観ることになるのか…
そこで、一から見直さなくても話をなぞって観た気になれるように、あらすじを各シーズンごとにまとめてみることにしました。
自分用なので、見にくいかもしれませんが、良かったらシーズン7が来た時のおさらいに活用して下さい。
(追記)ストーリーが壮大なので、この記事を書くのに手間取っていたら、もうシーズン7が始まりますね。Huluで配信されるのはいつになるかわかりませんが、それに備えてこれまでのストーリーを復習しておきましょう。
目次
冬の到来、スターク家それぞれの旅立ち
長かった夏が終わりを告げ、冬の気配がやってきたウィンターフェル。
ブラックキャッスルからの脱走者がネッドに対し、壁の向こうで伝説だと思われているホワイトウォーカーを目撃したと警告する。
その警告を暗示するように本来壁の北に生息するダイアウルフを見つける。母親をなくしたダイアウルフの子どもたちをネッドの子どもたちが1匹づつ飼うことにする。
時を同じくして、王都で王の手を務めるアリン公が急死し、急遽、ネッドに王の手への就任を要請するために王のロバート・バラシオンが家族を連れてウィンターフェルを訪れる。
再会を喜ぶ、かつての戦友、ネッドとロバート王。
亡くなったネッドの妹と結婚するはずだったロバートは、お互いの子どもジョフリーとサンサを結婚させることを提案。
当初は固辞していたネッドだが、キャトリンのもとへ死んだアリン公の妻であった妹のライサから届いた極秘の手紙に、”アリン公はラニスター家に暗殺された”と書いてあったことから、親友ロバートを守るために王の手になることを決意する。
ネッドとロバートが狩りに行っている間に、サーセイとジェイミーの禁断の逢瀬を目撃してしまったブランは、ジェイミーの手にかかって塔の上から突き落とされ、意識不明となってしまう。
ブランがそのような状態になってしまっても、ネッドは王都行きを止めず、ジョフリーのいいなづけとなるサンサと妹のアリアを同行させる。
ネッドたちの出発に合わせて、ネッドの落とし子で日頃キャトリンから疎まれているジョンは、叔父を頼って自らもナイトウォッチになることを決意する。
ジョンは出発の直前に異母兄弟でも仲のいいアリアに剣をプレゼント。アリアはその剣に”ニードル”と名付ける。
ウィンターフェルを後にしたネッドとジョンは再会した時にジョンの母親のことを話すと約束して、それぞれの行き先に分かれていく。
狭い海の向こうで王家再興を目指すターガリエン家の生き残り
ウィンターフェルに大きな動きがあった頃、狭い海(ナローシ-)を隔てたエッソスに逃げ延びていた前王家ターガリエンの故・狂王エイリス二世の子息、ヴィセーリスと妹のデナーリスの兄妹が王座奪還に動き出す。
ヴィセ-リスは10万の兵を持つドスラクの王カール・ドロゴを自分の配下に置くために、妹デナーリスを彼に差し出す取引をする。
婚礼の席で父の狂王に仕えていたというジョラー・モーモントに出会う。
その席で商人から祝いの品として石になってしまった3つのドラゴンの卵をもらう。
当初はドロゴのことを恐れていたデナーリスは、不器用ながらも大事にしてくれるドロゴに徐々に惹かれていく。
キングスランディングへ
ネッド一行が王都を目指している頃、ウィンターフェルで意識不明のままだったブランを刺客が襲う。そばにいたキャトリンとダイアウルフのサマーのお陰で刺客を倒し事なきを得た。
キャトリンはラニスター家の仕業と踏んで、ネッドに伝えるため王都へと向かう。
一方、ネッド一行が王都へ行く途中で、アリアとジョフリーがトラブルを起こし、アリアのダイアウルフ、ナイメリアがジョフリーを噛んでしまう。
サンサが事の次第を正直に話さなかったため、マイカーとアリアに落ち度があることになってしまう。
ネッドは事を収めるために逃げたナイメリアの代わりにサンサのダイアウルフ、レディを殺してしまう。
その頃、ウィンターフェルでは、ブランの意識がもどる。
キングスランディングに着いたネッドは早速、小評議会に顔を出し”王の手”に就任する。
王都に着いたキャトリンがベイリッシュに呼ばれ彼の経営する娼館へ行き、そこでブランを襲った刺客の持っていた剣がラニスター家のティリオンの物だということが判明する。
キャトリンはネッドと再会を果たし、事の次第を告げたのちに王都を後にする。
ネッドは当初、ベイリッシュを信用していなかったが、キャトリンの件で骨を折ってくれたため心を許し始める。
一方、ブランが目覚めたことを知ったサーセイはジェイミーがブランを突き落としたことがバレることを恐れたが、ジェイミーは意に介さない。
アリアはネッドの手配してくれたシリオに剣術を習い始める。
ブラックキャッスルに居場所を見つけるジョン
落としごとはいえ城で育ったジョンは、多くが罪人である他のナイトウォッチたちに疎まれていた。
剣術で相手をこてんぱんにやっつけたジョンは、あとでリンチに合いそうになるがティリオンの仲立ちでその場を切り抜ける。
ティリオンに言われて、自分の生い立ちが他のナイトウォッチに比べたら恵まれていることに気づき、彼らに剣術を積極的に教えるようになり、仲間としての意識が芽生えていく。
まだレンジャーになっていないジョンは叔父ベンジェンに自分の力で這い上がるよう諭される。
ブラックキャッスルの見学の目的を果たしたティリオンは、新兵を探しに王都へ向かう男に同行してブラックキャッスルを出発する。
女王としての威厳を身につけつつあるデナーリス
最初は、兄ヴィセ-リスに言いなりだったデナーリスは、ドロゴとの愛情を深め、ドスラクの言葉も習い、女王としての風格を身につけていく。
いつまでたってもドロゴが自分の思うとおりに動かないことに、ヴィセ-リスは苛立ちを隠さない。
そんな時、デナーリスがドロゴの子どもを身ごもったことがわかる。
それを聞いたジョラ-は急遽、軍を離れ別行動を取る。
真相に迫るネッドを取り巻く陰謀
アリン公が誰によって何故?殺されたのかを探るネッドは、ロバート王に秘密の落とし子がいることを知る。
一方、キャトリンはウィンターフェルへ戻る道中に、ブランの命を狙った黒幕であると確信するティリオンと遭遇して捕縛する。
デナーリスがドロゴの子を身ごもったことを知ったロバートはデナーリスとヴィセーリスを暗殺すると宣言する。それに反対したネッドは王の手を返上しウィンターフェルへ戻る決意をする。
ところが、弟ティリオンが捕らえられたことを知ったジェイミーが、ペイリッシュの娼館から出てきたネッドを襲い、家来を殺されてネッド自身も重症を負う。ジェイミーは事件後逃亡してしまう。
スターク家とラニスター家の戦争を避けるため、ネッドはロバートの説得を受けていったん事態の収拾を承諾する。
一時的にネッドは王の手に復帰したが、やはりラニスター家と対立してでもジェイミーの責任を追求することを決める。
ラニスターとの対立で子どもたちに危険が及ぶと考えたネッドはサンサとアリアにウィンターフェルへ戻るように指示する。しかし、ジョフリーのことを好きになっていたサンサは反発する。
さらに、ネッドは王家の書物から、王子のジョフリーがロバートの実の子ではないことに気づいてしまう。
正統なドラゴン
兄のヴィセーリスがドラゴンの王となるためにドロゴに嫁いだデナーリスだが、焼けたドラゴンの卵を持っても火傷をせず、熱くもないことから自分もドラゴンの血統であることに気づく。
一方のヴィセーリスは、妹をくれてやったのにドスラク軍が自分のものにならないことに苛立ち、ドラゴンの卵を持って立ち去ろうとするが、ジョラーに諭されて諦める。
デナーリスは馬の心臓を食べる儀式をやりきり、ドロゴの跡取りとなる男の子を身ごもったと予言される。
祝いの席に乱入したヴィセーリスは、約束通り自分を王にしないのなら、妹を返してもらうとドロゴに告げる。
跡取りの子どもはデナーリスのお腹を切り開いてくれてやると言うと、ドロゴは約束通り黄金の王冠を被らせてやるという。
いきなり押さえつけられたヴィセーリスは、煮えたぎった黄金を頭からかけられ、黄金の冠に焼かれて息絶えてしまう。
ヴィセ-リスがドラゴンの血統を受け継いでいないことを見たデナーリスは、自分が真のドラゴンの王となるものであることを悟る。
決闘裁判
ウィンターフェルへ向かう途中、盗賊に襲われたが、なんとか生き延びたキャトリン一行は妹ライサのいるアリン家の高巣城へ向かう。
アリンの高巣城で、ティリオンは濡れ衣であることを主張するが聞き入れられず、ライサはキャトリンの意を無視してティリオンを牢獄に幽閉する。
一計を案じたティリオンは裁判を求め、擁護者同士が戦って判決を決める決闘裁判をライサに承諾させる。
ティリオンの擁護者に名乗りを上げたのは、キャトリンの求めに応じてティリオン捕縛に力を貸したブロンという剣士だった。
ブロンは見事勝利し、晴れてティリオンは自由の身になる。ブロンを従えて2人で高巣城を後にする。
風雲急を告げる
ジョフリーの出生の秘密に気づいたネッドはサーセイを呼び出し、真実を問いただす。
それに対しサーセイは悪びれもせず、ロバートとの子どもがすべてジェイミーとの子どもであることを話す。さらにブランを塔から落としたことも刺客を送ったことも自分たちであることを暗に認める。
ネッドはすべてをロバートに話すといい、それまでにサーセイに子どもを連れて王都から逃げるようにすすめる。
そんな中、ロバートが狩りで瀕死の重症を負い城に運び込まれる。死を悟ったロバートは自分が死んだらネッドを守護者に指名し全権を委ね、ジョフリーが成人後に王位につかせる旨を書面に残す。
正統な後継者であるスタニスを擁立すべきと考えるネッドは、サーセイの動きを封じるためにペイリッシュに頼み王都の守人を兵力として味方につける。
ロバートは亡くなってしまうが、ネッドがそれを知る前にサーセイはジョフリーを王として擁立し、玉座の間にネッドを呼び出す。
ジョフリーに忠誠を誓うよう迫るサーセイに対し、ネッドはロバートの遺言を見せるがサーセイは意に介さない。
そこで、ネッドは王都の守人に命じ、サーセイとジョフリーを捕えるように命令するが、ペイリッシュの裏切りで、逆に自分の部下たちを王都の守人に殺され、自分が反逆者として捕らえられてしまう。
ナイトウォッチの誓い
武術師範のアリザー・ソーンに目の敵にされながらも、ジョンは弱いものを見捨てない優しい心と剣術の腕で人望を集め、ブラックキャッスル(黒の城)に自分の居場所をみつける。
配属決定の日、当然、実力からレンジャー(哨士)になれるものと思っていたジョンは、ジオー・モーモント総帥付きのスチュワード(雑士)に任命されて、サー・アリザーの嫌がらせだと憤る。
しかし親友のサムから、総帥の従者に任命したのはジョンを後継者と考えているからだといわれて矛を収める。
壁の向こうにある”心の木”の前で昔の神々に対し、誓約の言葉を捧げたジョンは正式にナイトウォッチの一員となる。
そこへジョンのダイアウルフのゴーストが人の手首を咥えてくる。
デナーリス暗殺未遂
ロバートはターガリエンの血筋を絶やすために刺客を送る命を出していたが、死の直前になって撤回するようにネッドに伝える。しかし、すでに命令は伝えられた後で、デナーリス暗殺を止められなかった。
ヴァエス・ドスラクの市場でデナーリスはワイン商の男に声をかけられる。7王国の女王隣る人と聞いて男は樽ごとワインをプレゼントするという。
密偵としてターガリエンの情報を王都に送っていたジョラーは、ワイン商がロバートの命を受けた刺客と気づきデナーリスを助ける。
当初は7王国を攻めるつもりのなかったドロゴは、デナーリスに刺客を送られたと聞き、デナーリスと生まれてくる息子のために7王国を奪い、鉄の玉座に座らせることを約束する。
スターク家vsラニスター家
ネッドが捕まるとすぐ、王都を出立しようとしていたアリアたちとスターク家の家臣たちは、ラニスター家の兵に急襲されて皆殺しにされる。
アリアは剣の師匠であるシリオのおかげで難を逃れ、城の外に脱出する。
一方、サンサはジェフリーの婚約者としての立場で生き延び、父スタークの命ごいをする。
ネッドが捕らえられた知らせは、すぐにウィンターフェルにも届き、スターク家の長男ロブはラニスターとの全面対決を決意し兵を集める。
ラニスター家もジェイミーとティリオンも合流して、戦いに備える。
兵を集めたロブはラニスターを急襲するために、フレイ家の娘と結婚することを条件に関門橋を渡らせてもらう。
ラニスターの陣地を2000の兵で奇襲したロブは兵のほとんどを失うものの、ジェイミーを生け捕りすることに成功する。
王都では、娘の命を優先したネッドが屈辱に耐えてジョフリーを正式の王であると大衆の前で宣言する。
以後、ネッドはナイトウォッチとして生きていくことで助命されるはずであったが、ジョフリーは約束を反故にしてサンサと大衆に紛れていたアリアの目の前でネッドを斬首してしまう。
ネッド斬首の報を受けたロブとキャトリンはショックを受けるが、スターク家に忠誠を誓う各家とともに北の王として立つことを決意する。
一方、ジョフリーの暴挙により、ジェイミー解放の手段を失ったタイウィンはティリオンに王都へ行き、王の手となって実権を握るように命じる。
ホワイトウォーカーの出現
”心の木”の近くで見つかったのは、ジョンの叔父ベンジェンとともに行方不明になっていたナイトウォッチの2人だった。
ブラックキャッスルに運び込まれた死体は不思議にも腐敗していなかった。
そこへ、スターク家の危機がブラックキャッスルにも伝えられ、それを聞いたジョンは居ても立ってもいられない。
その夜、運び込んだ死体が動き出しジョンを襲う。剣で切っても刺しても倒すことができなかったが燃やすことでなんとか倒した。
サムの読んだ書物によれば、ホワイトウォーカーであるという。伝説と考えられていた、冬の到来とともにやって来るといわれるホワイトウォーカーの襲来が現実のものとなりつつあった。
その後、父のネッドが殺されたことを知ったジョンは、かたきを取ると誓いを破ってブラックキャッスルを飛び出す。しかし、サムや仲間たちが追いかけて説得し、連れ戻した。
総帥ジオー・モーモントはナイトウォッチを総動員して、壁を越えて事態の調査とベンジェン捜索に乗り出す。
ドラゴン復活
デナーリスのやり方に不満を持つ戦士がドロゴに刃を向ける。
ドロゴは圧倒的な強さで戦士を一瞬にして殺すが、その時の怪我が化膿して瀕死になってしまう。
デナーリスは魔術師に頼み、禁じられた魔術によってドロゴの命を助けるが、その代償にお腹の中の息子が犠牲になってしまう。しかも、命を取り留めたドロゴは生ける屍で、結局、デナーリスは自らの手でドロゴを手にかける。
ドロゴの遺体を燃やす時にドラゴンの血筋を証明するために、ジョラ-の引き止めを振り切って、デナーリスはドラゴンの卵とともにドロゴを燃やす炎の中に入る。
翌朝、ジョラ-の目に飛び込んできたのは、卵からかえった三匹のドラゴンとともに、無傷のデナーリスの姿だった。
シーズン1だけでも凄まじいボリュームでした。
各登場人物のドラマが並行して描かれているので、文章にするのは非常に大変です。
シーズン2以降はいつになるかわかりませんが、もっと大まかになると思います。
あー、しんどかった。
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