今回は人物同士の関わり合いがほとんどで、普通のドラマの感じだったのから、それほど違和感は感じなかったな。
CGもほとんどなかったしね。
綾瀬はるかのセリフ回しは、かなりアニメのバルサに寄せている。観ていてアニメのイメージが唯一出てくる登場人物だ。
かなり研究したんじゃないかな。殺陣もかなりうまいし迫力もある。
どうしても華奢に見えてしまうけど、それはしょうがないもんね。
あとジグロの吉川晃司もやっぱり雰囲気が出ていていい感じだ。アニメのジグロとはぜんぜん違うが、佇まいがFateのアーチャー(衛宮士郎)っぽくてかっこいい。
トロガイの高島礼子が今回、活躍していたが、やっぱり高島礼子に見えない。
特殊メイクは残念な感じなんだけど、高島礼子の面影が全然ない。
高島礼子でなくても良かったんじゃないか。知らない人が見たら、絶対に高島礼子だとわからないから。
なんか、きったねぇDj KOOにしか見えなかった。
帝の藤原竜也は今回もガラス球をキュイーンと鳴らしていた。
なんなんだよそれは。
そんなのするくらいなら、床にはいつくばって、「床がキンキンに冷えてやがるぜ」と言って欲しい。
今回初出の、タンダの東出昌大は、まじめで朴訥な感じが結構ハマってる。
ネットで演技をよくいじられているけれど、上手すぎないところが逆に素朴に見えて良かったのかもしれない。
一つ気になったのは、道をゆくバルサとチャグムとタンダの一行をカメラを引いて遠景とともに映しているシーン。
壮大なスケールの景色でたぶん外国でロケをしたんだろうけど、その後切り替わった近景でのカットを見ると、周りの景色があまりに違いすぎて興ざめしてしまった。
植物の植生があまりに違いすぎる。NHKさんもうちょっと考えてよ。
魂は細部に宿るというでしょ。
前回は気がつかなかったけど、オープニングを見たらこのドラマはNHK開局90年の大河ファンタジーらしい。
それだけ力の入ったドラマなら、この先は期待できるかもね。もう少しウオッチしてみよう。
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