でも、一部の人にとっては不満となるデメリットもあるわよ。
我が家のようにごく一般的なスマホの使い方をしている人にとっては、ワイモバイルは通信速度は速いし月額料金もかなり安くなるし、これといって不満のない格安スマホのブランドだと思います。
でも、パケット消費量が多いとか、電話を頻繁にかけるなど、一部の方たちにとってはデメリットといえる部分も。
この記事では、ワイモバイルのデメリットと言えそうな点をまとめました。
かけ放題が必須であること
他の格安スマホでは、通話料金を安く抑えるための5分かけ放題や24時間かけ放題などのサービスは、必要な人だけが申し込むパターンが多いです。
しかし、コミコミ価格でわかりやすい料金体系にしているワイモバイルでは10分以内の国内通話がかけ放題サービスがスマホプランに組み込まれています。
電話を全くかけないとか、 050IP電話やLINE無料電話しか使わないので、かけ放題は必要ないという場合でも、かけ放題を外すことはできません。
電話を使わなくても、その分の携帯料金を払うことになります。
使わない電話料金を払っていると考えたら、ちょっと損した気分ですね。
がっつり2年縛りがあること
ドコモ・au・ソフトバンクの縛りは通常2年間に自動更新があるので、解約金を支払わずに乗り換えするには、縛りの明ける前後3ヶ月(以前は1ヶ月でしたが2ヶ月、3ヶ月と増えました)しかありません、
それに対して格安スマホでは、多くのブランドで縛りの期間を短くしていて1年とか数ヶ月という短期間の縛りなっています。
しかも、自動更新ではなく”最低利用期間”で、それを過ぎればいつでも解約を自由にできるブランドも少なくありません。
それに対して、ワイモバイルでは大手と同じ、がっつり2年縛りで自動更新。
ワイモバイルからもいずれは乗り換えたいと思っているのなら、そのタイミングが限られてきます。
さらに、早期に乗り換えを考えている人にとってもデメリットになりますね。
データくりこし・シェアできないこと
定額パケットのサービスはお得ではあるんですが、あまりネットを使わなかった時に余ってしまってもったいないですよね。
大手キャリアでも格安SIMでも、定額のパケットプランで容量が余った場合には、翌月へくりこしたり、家族同士でシェアをして無駄なく使い切ることができるサービスを行っているところが少なくありません。
でも残念ながら、ワイモバイルではデータくりこしやシェアできるサービスは今のところ行われていません。
パケット容量に余裕のないプランを選んでいる方からすれば、もったいなく感じてしまうでしょう。
SIMロックがかかること
格安スマホによってはSIMフリーの端末のみを販売しているところがありますが、ワイモバイルで販売するスマホはワイモバイルのSIMロックがかかっています。
なので、他のブランドへ転出する時には、あらかじめワイモバイルのSIMロックを解除しておかなければいけません。
転出する時に、ちょっとした手間になりますね。
解約後90日以内しか手続きできないので期限にも注意しましょう。
ただし、SIMフリー端末では月額割引額は低く、実質0円携帯はありません。
ソフトバンクからの乗り換えはお得度が下がること
厳密に言うと、ワイモバイルは格安スマホではなく、ソフトバンクのサブブランド。
つまり、ソフトバンクからワイモバイルへと乗り換えても、実質はソフトバンク。
そのため、ワイモバイル側からすれば、他社から乗り換えたケースのようにはありがたくはないわけですね。
なので、ソフトバンクからの乗り換えでは、一部の割引サービスの割引率が低くなっています。
たとえば端末料金補助の月額割引は半額くらいに抑えられています。
ワイモバイルのデメリットまとめ
ここに挙げたデメリットは、ネットのヘビーユーザーや電話をまったく使わないという方には気になる要素でしょう。
でも、我が家のように普通に使っている分には気にならないものばかりです。
これらを多少不満に感じても、ワイモバイルは格安で安定した通信環境を得られるという大きなメリットがあるので、多くの方が許容できる範囲ではないかと思いますよ。