格安スマホ・SIMによる通信速度の違い

格安スマホキャリアで通信速度が違う

 

格安スマホはネットに繋がりにくいという話をちらほら聞くけど、ワイモバイルは大丈夫なの?

ブランドによって通信速度が遅いところはあるみたいね。
でも、ワイモバイルは業界トップクラスの通信速度だから心配無用!

 

家計において携帯代って大きいですよね。固定費だから毎月必ず払わないといけないし、今の世の中、スマホがないと不便だからやめるわけにもいきません。

そこにさっそうと登場した格安スマホ・格安SIM。

月々の携帯代をかなり圧縮できるとあって、少しでも節約したいという方に注目の的です。

でも、一方では格安スマホはネットに繋がりにくいという話もあって、乗り換えを迷っているという人も多いみたいです。

結論から言うと、ワイモバイルではネットに繋がりにくいことは全然ないのでご心配なく。

この記事では、大手キャリアと格安スマホの各ブランドの通信速度の差とネットをするのにはどのくらいの通信速度が必要なのかについてまとめました。

ドコモ・au・ソフトバンクの通信速度はどのくらい?

まずは安定して速いドコモ・au・ソフトバンクでは、通信速度がどのくらい出ているのか?を日中の時間帯別に見てみましょう。

ドコモ・au・ソフトバンクの通信速度
引用:モバレコを改変

この3キャリアでは通信速度は6~8Mbpsと大差はありませんね。

さすがに時間帯による変化もほとんどありません。

数Mbpsは意外に遅いな…と思った方もいるかもしれませんね。

都心なのでこの程度ですが、地方都市なら数十Mbpsくらい出るでしょう。

でも、6~8Mbpsも出ていれば体感的に差を感じることはほとんどありません。

格安スマホの時間帯別通信速度

では次に格安スマホ・格安SIMの代表的なブランドの通信速度を見てみましょう。

格安SIMの時間帯別通信速度
引用:モバレコを改変 ※ワイモバイルとUQmobile以外はドコモ回線

ネットのウワサどおり、混雑しやすい昼間や夕方は通信速度がかなり落ちてしまうブランドが目立ちます。

このグラフには載せませんでしたが、その他の格安スマホも同じような傾向にあります。

でも、その中で際立っているのがワイモバイル。

一日を通して安定して速い通信速度を維持できていますね。

ワイモバイルは通信速度も安定度もドコモ・au・ソフトバンクと同程度で、格安スマホ・格安SIMでトップクラスというのは本当のようです。

これらの数値も都心なので低めですが、地方ではもっと速度が出ます。

以下は管理人が午前10時半に測定したデータ。


測定中

測定結果

管理人は地方の郊外に住んでいますが、時間帯によっては写真のように30Mbpsを超えることも珍しくありません。

通信速度に関して、何の心配もないことがわかっていただけると思います。

安定しているワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクの別ブランド

では、大手キャリアの通信網を借りている格安スマホなのに、どうしてワイモバイルはこんなに安定して速いのか?

不思議ですよね。

実は、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドでソフトバンクそのもの。

つまり、ワイモバイルは他の格安スマホのように通信網を借りているのではなく、自社の通信網を自由に使っているということです。

「ソフトバンク」と同等の通信速度が出るのも当然のことなのです。

つまり、ワイモバイルは、

  • 料金は格安スマホと同等
  • 通信速度はソフトバンクと同等

という、いいとこ取りのキャリア。

ネットが遅くなるのが心配だった方でも、安心して乗り換えることができます。

ネットを見るのに必要な通信速度

必要な通信速度

一時、ネットニュースなどでは、ドコモが下り1Gbpsを達成したということが話題になっていました。

前述のデータを見るとワイモバイルは確かに安定していますが、数Mbpsという数値を見ると

「これで十分なのかな?」

と、ちょっと心配になるかもしれませんね。
(大手も同程度ですけどね)

これからは1Gbpsの時代なのに、この程度ではいずれネットのスピードに不満が出てくるのでは?と思ってしまいます。

では、現実的に各種のネットサービスを快適に利用するためには、どれくらいの通信速度が出ていればいいのでしょう?

インターネット電話

一般の通話、つまり標準の電話アプリで普通に電話する場合は、インターネットとは別の専用の電話網を利用します。

なので、電話をする分には大手キャリアも格安スマホも関係なく、同じ品質の通話ができます。

だから、パケットの使いすぎで通信制限がかかっていても、普通に電話できるんですね。

通信速度が影響してくるのはインターネット電話(050IP電話、LINE電話など)やSkypeなど。

これらのインターネット電話サービスは以下の程度のスピードが出ていれば問題なく利用できると言われています。

050IP電話 約20kbps
LINEの無料通話 10~100kbps
Skype(スカイプ) 30~100kbps

このようにネット電話のたぐいは、意外に通信速度を必要としません。

たとえ通信制限がかかって128kbpsとかになっても問題なく通話できます。

ネット電話は標準の通話に比べてると音質はかなり劣ります。
主流の4Gを使ったVoLTEはとてもクリアに聞こえますからね。

webページを見る

最近は公式のアプリからSNSや新着情報のチェックをすることが多くなったとはいえ、検索や気になるサイトのチェックなど、webページを見るのはまだまだネット利用の主流です。

個人の無料ブログから大手の凝った公式サイトまでいろいろあって、読み込む必要のあるデータ量はピンきりです。

なので、ネットを見るにはこれだけの通信速度が必要とは決めにくいもの。

おおよそで言うと、一般に

100kbps~3Mbps

のスピードが必要だとされています。

3Mbpsのような重いサイトは少ないので、1Mbpsくらいの通信速度があればほとんどストレスなくネットを見られるのではないでしょうか?

大手キャリアやワイモバイルのように常に6Mbpsの速度が出ていれば、重いサイトでも大丈夫ですね。

youtubeを見る

もっとも通信速度を必要とするコンテンツと言えば動画でしょう。

youtubeを筆頭に最近はNetflixやAmazonPrimeのようなVOD(ビデオオンデマンド)などネットで沢山の動画が観られます。

今やTVを観るよりもネットで動画を観ている時間が長い人が多くなってきてるそうです。

以前はテキストメッセージが主流だったSNSでさえも動画の投稿がとても増えてきていますからね。

動画のコンテンツとして代表的なyoutubeを観るのに必要な通信速度はどのくらいかみてみましょう。

youtubeは通信環境によって動画の画質を変更できます。それぞれ以下の程度に通信速度が必要になります。

低画質 400~600kbps
標準画質 1Mbps
高画質 3Mbps

スマホでは標準画質で観ていることが多いと思いますので、格安スマホでもほぼ問題なく視聴できます。

でも、ブランドによっては時間帯で1Mbpsを切ってしまうこともあるので、ブランド選びは重要ですね。

その点、ワイモバイルは安定して速いので高画質でも余裕で視聴できます。

テザリング

テザリングとはノートパソコンなどをスマホにつないでネットを使えるようにする機能です。

パケット消費が増えるので格安スマホではテザリングを認めていないブランドもあるのですが、ワイモバイルでは利用することができます。

ノートパソコンはスマホに比べ大画面なので、より通信速度は欲しいところです。

作業によって必要な速度は異なりますが、最低限として1Mbpsは必要でしょう。

ゲーム

最近は年令を問わず楽しむようになったゲームなので、格安スマホでも問題なくできるのか?は気になりますね。

ゲームの場合は一度ダウンロードしてしまえば、200kbpsくらいの通信速度でもだいたいプレイすることは可能です。

ただし、ネット対戦や協力プレイをするのならもっと通信速度に余裕が欲しいですね。

格安スマホ・SIMによる通信速度の違いまとめ

安いけれど通信速度がネックと言われる格安スマホでも、安定したブランドを選ばべば快適にネットを楽しめます。

安定した格安スマホはいくつかありますが、もっとも速く安定しているのは間違いなくワイモバイル。

ドコモ・au・ソフトバンクと遜色のない通信速度が出るのは他にはほとんどありません。

ワイモバイルは携帯代を節約できてネットも楽しめるのでおすすめですよ。

詳しくは「家族でワイモバイルに乗り換え」を勧めるわけにまとめていますので検討してみてください。

「家族でワイモバイルに乗り換え」を勧めるわけ

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